「いろんなことが初物尽くしのS耐観戦奮闘記?!」
先日行わなれましたスーパー耐久第3戦は、
「SUZUKA”S耐”サバイバル」と銘打って、
予選方式が今までとは違い、
決勝に残るには予選で3位以内通過、
4位以下はセカンドチャンス100のレースで
各クラスの順位以内に入らないといけない、
まさに生き残りをかけた予選レースを
戦わなければなりません。
金曜日の前日まで出張し、
帰宅して荷造りを行い、
就寝したのが午前2時。
翌朝6時に起床し、FBの友人と途中の
S.Aで待ち合わせをして10時に
鈴鹿に到着するも、
専用口(裏口?)のゲートからは入れてもらえず、
やむなくメインゲートから。
さすがにGPスクウェアは殺風景な状況。
そしてピットに向うも午前中の
占有走行は終了しており、
あわただしさはない状況。
今年からメカニックさんもドライバーさんも
ほぼ一新されていて、
知る方はほとんどいない状況だったので、
友人と二人、別チームに行き、
日曜日に誕生日迎える方にフライングの
バースデープレゼント贈呈
(お好きなものだったようで、
喜んでいただけました(^^)/)
少し早いが友人と昼食をとっていると、
公認リポーターが到着して
うろうろしているとのことで、
呼びつけて?合流し、しばし談笑。
ピットに戻るも、まだ時間があるとのことで、
関西人二人は漫才を始めるし始末(^_^;)
ピットからレース車両が移動開始したので
何事かと思いきや、
車検場に行くとのことであわてて追っかけ、
公認リポーターのお手並み拝見と
ばかりに追っかけ取材敢行。
車検の様子を見ながら何か独り言を
つぶやいている様子。
傍らに今回投入されたFK2の
マーシャルカーを見つけるや否や写真取材。
係りの方のご厚意で社内の撮影も
(さすが公認リポーターには抜かりがない)
その後ピットに戻るとメカニックさんは
あわただしく作業中。
どうやら重量が足りなかったとのこと。
午後からの占有走行の撮影のため、
公認リポーターは念願のスプーンへ。
私はダンロップコーナーへ行くも、
公認リポーターは監督代行のための呼び出しで、
無念にもピットに帰還(+_+)
撮影はダンロップコーナーから戻る形で、
2コーナーまで。
その間、ホンダカーズ野崎withCUSCO&
FUJITSUBO2号車のみならず、
ライバル車の撮影と観察を。
一眼レフやコンデジを持っていない私は
ひたすら iphoneで撮影^^;
ピットに帰還すると、
エグゾーストノートの音に惹かれ、
野崎サポーターの方が
お見えになっていました。
(明日を待てずに来られる気持ち、
よくわかります)
夜の帳が下りてセッティングや調整を
メカニックさんにお任せして、
我々4人は戦略会議という名の食事へ。
ほとんど会議ではなく、
ただ単におしゃべりし、
そうこうしていると監督が合流。
そこからは、そんな話をしていいの?
という内容だったり、
いじられたりと楽しく過ごし?
終えてからも何か物足りず監督、
監督代行とコンビニで買い込みし、
二次会に突入し、
就寝したのはまたもや2時!
翌日起床も6時で、3人で朝食を。
やたらコロッケが云々と
ぼやいていた方が(笑)
お手伝いしていただく方と合流し、
サーキットへ向かうも
私はパスがないので、
昨日同様メインゲートから。
(う~ん、不便)ようやく到着し、
ドライバーさん、メカニックさん
他皆さんへの挨拶もソコソコに。
予選が始まるので、ヘアピンに向かいます。
公認リポーターは念願のへき地
スプーンカーブへ。
私はここでも動画撮影して敵情視察も。
Aドラ予選が終わり、
Bドラ撮影のため、
130Rへ。
動画撮影していると何となく走行に違和感が、、、
(あとで、ドライバーさんから見解を伺いました)
予選はAドラ、Bドラさんのトータルタイムで
決まるのですが、残念ながら3位には届かず、
4位でセカンドチャンス100のレースへ。
この時点では、4位だから楽勝ムードで
決勝に進めるだろうと思っていました。
予選を終え、ピットウォークではRQさんや
監督と記念撮影(この時、2ショット写真を
撮りたいがために暴挙に出てしまいました。
RQさん、スミマセン)
今年から2号車をドライブされる
松田選手とススム選手。
松田選手はかつてのINDYドライバー。
でも、それをおくびにも見せない、
茶目っ気たっぷりのキャラがいいですね。
一方ススム選手は、
背が高くてカッコいいです。
いよいよ決勝への切符を手に
入れるための100分のレースが。
スタートは、いつもどおり1コーナーから。
クラスTOPからのスタートも数周後には3位へ。
途中2コーナーで1台が火災によりSC導入。
レース終盤には5位となり、
6位との差が徐々につまり始める。
このST-5クラスは5位までが決勝に残れるので、
このポジションはキープしないと。
タイムも100分が過ぎ、
2号車もコントロールラインを通過し、
決勝確定と思いきや、
上位クラスのTOPがまだ通過していないことから、
もう1周!この時点で後ろとは約1秒差。
もうテールトゥノーズ状態に。
パッシングポイントのデグナー、
ヘアピン、スプーンをクリアし、
バックストレートへ。
後ろからはST-3クラスのマシンも近づく。
130Rも凌ぎ、いよいよ日立オートモーティブ
システムズシケインへ!
シケイン出口で後続に仕掛けられるも
それをかわし、最終コーナーへ!
ゴールしてみたら後続とは0.4秒
という僅差で決勝進出!!
もう、ハラハラ・ドキドキのレースで
ピット内では、レースの状況を写し出されていた
モニター画面にくぎ付状態で
見守っていましたが、
監督は至って冷静沈着(さすがです)。
一方、ドライバーのススム選手は
グラサンの監督の顔が目に浮かんで
気合が入ったとか(笑)
帰還した2号車とススム選手を拍手で出迎え、
監督、メカニックさんは明日のために情報を聞き、
決勝に備えた準備へ。
その間、松田選手とお話をすることができ、
若かりし時分のことをお聞かせいただきました。
一通り打合せも終えられたようなので、
ピットを後にしようとメインゲートに向かうも、
ここで問題発生!
ゲートが完全に閉まっていて出られない状態。
あわてて、ピット方面に向かい、
一足先に出たパスを持っている方に
戻ってきてもらい、
何とかサーキット外へ。
(大汗かいた(>_<))
その後、監督たちと合流し、
明日に備えた緊急ミーティング?
(んな訳ないわねえ)。
終了後、ホテルで合流するはずの
息子が来ない!
ようやく合流したのがなんと
午前2時半?! で、
就寝したのが午前3時!(昨日より遅い!!)
翌朝は7時起床(3日連続の4時間就寝!)。
外はどんよりしていて、
出発時には雨がポツポツと。
やはりウェットかあと思いサーキットへ。
到着してからも連日すんなりとは
ピットへ行けず^^;
ピット入りしてから雨は小康状態で、
ウォームアップ走行へ。
給油やタイヤ交換の練習も念入りに行い、
決勝に向け万全の状態へ。
ピットウォークが始まり、
ピット前ではCarXsさんの取材。
その中に松田選手がいないなあと思っていると、
一人Tシャツ姿にヘルメットを被り登場
(やはり茶目っ気強い(笑))
取材終了間際には誕生日が近いススム選手へ
RQさんよりバースデーケーキのプレゼントが。
顔にケーキを押し付けられると思いきや、
決勝前なので周りは思いとどまったのかな?
さて、いよいよ4時間の耐久レースがスタート。
残念ながらパドパスなので、
グリッドウォークにはいけないので、
お約束通り、1コーナーに陣取って、
スタートを見守ります。
フォーメーションラップを終え、
いよいよスタート!
初めての最後尾スタート!
1コーナーで1台2コーナーを
過ぎてもう一台を抜き去り、
6番手へ。
スタートドライバーの松田選手、
調子がいいようです。
数週後には4番手に上がり、
周回が進みます。
ポツポツと雨が降り始めました。
30分が経過したところで、給油、
タイヤ交換のためピットイン。
ここではまだドライタイヤで送り出します。
1時間半でススム選手に交代です。
この前から雨量が増えてきたので、
ウェットタイヤに。
松田選手はウェットのなか、
ドライでの走り素晴らしかったです。
その後、一時2号車はTOPに立ちます。
しかしながら、ウェット路面からか
タイムが伸びず、ピットの回数も
他チームより多いのか、4位に後退。
終盤には最終のピットインにより
5位に後退し、
初のナイトチェッカーでフィニッシュ。
今回もタイヤに不安を抱えたレースと
なってしまいましたが、
3選手とも雨の中、
また暗い中でのレース、お疲れ様でした。
残念ながら、ポディウムには
立てませんでしたが、
最終スティントを走ってピットに
戻ってこられたススム選手の笑顔は
清々しかったです。
金曜日からの決勝終了まで
3日間のレポートというより、
奮闘記として書かせて
いただきましたので、
超長文となってしまいました。
ほとんどが、初対面の方々でしたが、
みなさん気さくでよい方ばかりで、
たくさんの方にお友達に
なっていただきました。
ありがとうございました。
そして、メカニックの方々、
雨の中、お疲れ様でした。
野崎公認サポーターの方々や、
スタッフ、スポンサー様はじめ
取材の方々もお疲れ様でした。
なにもお役に立てずもどかしい思いを
していましたが、
ピット内での緊張感ある雰囲気を
またまた体感させていただきました。
この体験は何にも代えがたいものです。
次戦、冨士は苦手されている
コースとのことですが、
今回の雰囲気を感じる限り、
期待が持てると思います。
冨士は初めて訪れるコースではありますが、
今回、たくさんの方々とつながり、
よくしていただいたので、
次回こそ何かのお役に立てればと思います。