大阪のNishiさんよりスーパー耐久の感想をいただきました「レースを楽しめるのはホンダカーズ野崎チームならでは」

スーパー耐久シリーズ2016 第4戦 冨士SUPERTEC初遠征観戦記

スーパー耐久レースは昨年、岡山国際、鈴鹿を訪れ、今年も鈴鹿へ行きましたが、今回は初の地、富士へ。それも最長9時間レース観戦へ。

n1

予選前日の仕事もソコソコに(仕事柄、本当は一番忙しい時期も顧みず)定時退社し帰宅、慌ただしく、荷造り、夕食、入浴をし、21時に仮眠の為床に就くも小学生の遠足の前日よろしく?ほとんど寝られずじまい(冷汗)
【9月3日予選日】
0時起床。身支度を整え、嫁の冷たい目線?を感じながら出発。
ん?!やっぱ洗車しなきゃと思い立ち、いつものSSで洗車し、いざ、しゅぱ~つっ!!なのですが、今回はお互いの懐事情が一致して、漫才の相方をピックアップするべく、向かうべき方とは一旦逆方向へ。
住まいが分からず、連絡を頼りに何とか無事に相方宅に到着し、荷物を積み込み、相方を載せ、飲み物も調達し、今度こそ本当に冨士に向けしゅっぱ~つっ!
したかったのですが、問題発覚!スマホの充電ができない、云々で、あれこれ、取り替えるもダメで、お家へ逆戻りし、物を取替、事なきを得ました(なんぼほど予備持っているのだろう?)(苦笑)
ようやく?出発です。(笑)
すぐに高速に入り、順調に走ります。道中は、まあ、お互いテンションは普通ですが(関西人では)、会うのは鈴鹿依頼なので会話は弾みます。名古屋を過ぎたところで、S.Aにピットイン。用を済ませ、すぐさまピットアウトし、一路御殿場へ。
インター下りて、すぐに車と人のエネルギー補給をし、FSWに向かいます。
入口を見つけ、入ろうとするもバリケード。鈴鹿と違い段取りの悪さが目立ち、係員誘導も適当だし、この調子では入るのも一苦労と思っていると、案の定、ゲートでももたつくし、案内も悪く、駐車場になかなか行き着かなかった。
30分かかりようやく駐車場へ到着し、2号車のピットへ向かいます。
やっとの思いでピットに到着するも、だーれもいません!アレ?どこへ行ったの?すでに7:30になろうとしているけど。と、佇んでいると、みなさん、パラパラとお出ましになられました。
天気は台風の影響が心配されたものの、うす雲はかかっている程度で晴れています(明日もこのままで~、お願~い!)。

n2
3ヶ月ぶりにホンダカーズ野崎withCUSCO&FUJITSBO Fitとご対面。(左フロントの名誉?の負傷を見て、これがあの時の、と思いつつ。)
ピットウォークまで時間があるので、初の地FSWを散策に。慣れ親しんだ鈴鹿と違い、どう行けばいいか分からず、ウロウロ。途中、Vitsや86の予選を見つつ、アドバンアコーナーからプリウスコーナーへコース見学。
(なるほど、これが映像で見たコーナーかあと思いつつ)

n3
9:50からのピットウォークでは、目当ても特になくウロウロし、2号車のピットウォールではススム選手と相方がいたので、カメラを向けるといいポーズしてくれます。

n4

ここからは漫才トリオとススム選手との撮影会。(まあ、楽しいですわ。)

n5
そうこうしているとピット前にRQさんと松田選手が出てきて撮影会が始まりますが、監督と山下選手は裏で作戦会議中?前では松田選手を中心に盛り上がっているのですが...

n6

 

n7

ようやく監督も出てきて、また漫才トリオたちと撮影です。まあ、お決まりで。

n8

ススム選手の横に座っての撮影ではRQさんがいじってくれます(笑)
なかなか楽しいピットウォークも終了し、奥へ戻ろうとすると、相方が必勝祈願にと勝ち札を持ってきたので、監督自らドライバーズシートの後ろに貼り付けます。

n9

冨士ではポディウムから見放されているために、今度こそはという気持ちが表れています(どうか、ご利益がありますように)。
 マフラーの形状が気になって見ていると監督からは、新たなものに交換したので、これで○PSアップしているから、今回は期待が持てるよ!と心強いお話が。
そんなこんなをしていると予選開始まで時間が無くなってきたので、慌てて「ORIZURU」へ(頭の中ではなぜか「SUZU-KAZE」と言ってる(苦笑))、仲間とランチ。

12:50予選開始

n10
Aドライバーの松田選手がコースイン。ベテランなので落ち着いています。目を見る限りかなり気合が入っているようにも。
2‘05.976の3番手タイム。
マシンから降りるとすぐに監督、チーフメカさんにフィーリングを伝え、ススム選手とともに走行映像のチェックに入ります。
ピット裏に行くと、各チーム、タイヤへの対応が戦略で違います。プールに沈めているチームもあれば、日に当てて温めているチームも。

n11
Bドライバーのススム選手がコースイン。コースイン前、目を閉じて集中です。
2‘05.952で、わずか0.02差で4番手タイム。
ススム選手もマシンを下りてアタック時のチェックをしています。
そんな中、AクラスのST-Xでマクラーレンをドライブする加藤選手が1‘40.110のコースレコードを出したとのことで、実況アナも興奮ぎみ!

n12
さて、話をST-5クラスに戻します。
Cドライバー山下選手 2‘07.401
ほかのチームのCドライバーでタイムが抜けている選手がおられ、もしAかBドラだったら逆転されていたかも。(汗)

n13
Dドライバー山西選手 2‘07.258
2号車のホンダカーズ野崎withCUSCO&FUJITSBO Fitは、3番手で予選通過。強敵が多いだけにまずまずの順位です。
全員走行終了で、マシンはピットに入れられ、メンテです。

n14
知らないうちに、フロントバンパーが外されていて、おニューのバンパーが用意されていました。左側が痛々しくなっていた?ので、ようやくここでバンパーだけ交換のようです。
バンパーには数枚のステッカーが貼られているのですが、松本監督おもむろに剥がし始めます。(その様子を撮っていると、写さないでくれと言わんばかりの形相)(笑)

n15
バンパーをマシンに取り付けられると、ステッカーを貼り始め、ご満悦の表情。

n16
で、またもやステッカーを持ってきます。どこから調達したのか「くまもん」です。結局は貼るところなく、ご自分のスマホに貼って、ドヤ顔です。(笑)
落ち着いてところで、松田選手は慌ただしげで、お聞きするとこれから筑波まで耐久レースに出てくると。えっ?今から?帰ってくるの?
あとでお聞きすると山下選手も行かれたとのこと。お二方とも超人ですよ。
予選も終了し、明日に向けた整備だけのようなので、漫才トリオはお先に失礼し、サーキットを後にしました。
関西人の相方能藤さんをナビシートに乗せ、○○○○○三匹の真ん中の師匠?いや早崎さんを従え、一路、山中湖方面へ。
予選終了後に降り始めた雨で、道中はちょい濡れのワインディングロード。
気持ちよく走っていて、ふと後ろを見ると師匠が付いてきません。(まあ、ほぼ一本道なので迷うことはないと思ってましたが)
軽快に走り湖畔へ到着。ホテルへは夕食予約をしていなかったので、近くのレストランを探し、ちょっと古びた感じのドライブインに、すると予想通りの年配の店主が出てきて応対。山中湖ということもあり?私はワカサギのフライ定食をチョイス。
おなかも満たされたので、宿泊先へ向かいます。到着するとさすがリゾートホテル。エントランスはゴルフ場のクラブハウスみたいで、ポーターさんがお出迎えしてくれます。

n17
フロントへ行き、チェックインの際、ちょっとやり取りがあり時間を要すも、相方たちはその間、中の雰囲気に圧倒されています。(笑)
部屋に到着し、その中を見て二人はさらに圧倒されながらのお宅拝見状態。
たしかに5人宿泊を想定して、ちょっと上のランクの部屋を予約した関係で、広々としているのでやむを得ないのかも。

n18
落ちついたところで、お連れした相方持参の(このためにクーラーボックスをご用意)スパークリング日本酒(なんと獺祭!飲んだことが無かったので、個人的にはウレシイ限りでした)で予選3位を祝し、また初めてトリオが集まったことを記念し乾杯です。なかなかサーキットではゆっくりと話せないので、あんなこと、こんなこと(詳しくは相方のレポートで書いてくれるかな?)を話、あっという間に時間が来てお開きに。

n19

【9月4日決勝日】
5時起床。お二方とも目覚めがよろしいようで、一斉に起床し、身支度を済ませ、チェックアウト。
前日の雨も上がり、晴れ間は見えますが残念ながら富士山頂は雲の中でした(涙)
(部屋のベランダから晴れていれば富士山が一望できるはずだったのですが)
FSWに向けスタート。来た道とは別ルート。こちらもまあまあのワインディングロードを楽しみます。(昨日と変わらず師匠はついてきません)途中、富士を望める場所があったのですが、駐車車両が多く断念。(この時は、山頂が見えただけに、ショック)
FSWに到着し、ピットに向かうも、寄り道した関係で予定より30分遅れの到着。
ドライバーの皆さんも到着され、松田選手、山下選手、筑波からの疲れも見せず、逆に松田選手からは前日の耐久レースの様子を話してくださいました。
早朝は晴れていたのですが、台風の影響もあり、雲行きが怪しいです。お天気アプリで確認すると、幸いなことに大雨にはならない予想。でも、山のお天気なので一時的には降ることも予想され、悩ましいお天気。松本監督、山下選手もその辺が気がかりなご様子。
決勝は最長9時間ということもあり、ピットウォークは無く、いきなりグリッドウォークです。
直前に降り出した雨も、ウォーク時には上がり、青空も見えています。
ST-5は後方なのですが、お友達との約束を果たすべく、ST-Xクラスの方へ向かい、写真撮影。それが終わるとコースサイドのグラスエリアを疾走してST-5の2号車のグリッドへ。(猛ダッシュ、この歳では疲れます(苦笑))

n20
華やかな雰囲気での撮影も、松本監督はライバルチームの方と談笑中?

n22
テレビ取材でAKB48さほちゃん登場で、一層華やかな雰囲気で撮影。

n23
松田選手もノリノリで絶好調。後方では公認レポーターが旗持ちしています。
(オールラウンダーですね。)
さて、いよいよ決勝です。スタートドライバーは山西選手。
フォーメーションラップを終え、未知の9時間耐久レース決勝スタート!!
ST-5クラスは、TOP4台が集団となって1コーナーに!一瞬スリーワイドになるもオープニングラップを3番手で通過。TOPは19号車。
順調に周回を重ね、2番手浮上。
80分経過で、松田選手へドライバーチェンジ。給油とFタイヤ交換で送り出します。
120分経過、給油のみで送り出します。
140分経過。64周目、松田選手、ついにTOPに浮上!

n24
心配された天気も雨雲がちらほらあるものの、大雨にはならない感じ。
2時間50分経過で、山下選手へドライバーチェンジ。今回もFタイヤ交換と給油でピットアウト。途中、給油のみでピットイン。
4時間20分経過。ススム選手へドライバーチェンジ。給油とRタイヤ交換で送り出します。
それを見届けて、昨日同様「ORIZURU」でレースの様子を見ながらランチ。(ダメ、どうしても「SUZU-KAZE」と言ってしまいそう(笑))
5時間50分経過。山西選手へドライバーチェンジ。給油とFタイヤチェンジでピットアウト。
6時間45分経過。給油のみのピットイン。
このころ、レース状況としては、ST-5クラスは、3位以下はラップダウンをしていて優勝はわれらの2号車と19号車の一騎打ちの様相を呈してきました。
残り2時間を切ったところでTOPとの差は44秒。山西選手は19号車を上回るラップタイムでじわじわと1位に迫ります。
さて、残り1時間半を切ったところで、最後のドライバーチェンジ!給油とFタイヤ交換をして、松田選手にすべてを託します。
交代して10分後になんと松田選手ベストタイムをたたき出します。
なんという選手なのでしょう!ピット内はモニター画面を見てざわつきます。
すると、モニターに西に傾きかけた日を浴びた2号車が映し出されます。
そうして、ラスト40分を切ったところで給油のための最後のピットイン。

n26
19号車とのタイム差が、周回を追うごとに縮まり、残り15分を切るころからみんなモニター画面にくぎ付けで、固唾をのんで見守ります。

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残り4分でTOPとのタイム差は12秒足らず。
さあ、いよいよラストラップ。ギャップは約3秒。
そして、チェッカー!!
おしい~っ! TOPと僅か1.614秒差の2位。

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しかしながら、ようやく鬼門のフジで、そして今季初の表彰台!
4人ドライバーの方々、素晴らしい走りでした。そして、メカニックの方々、素晴らしいピットワークでした。
ゴールして、表彰台下に向かうも、逆戻りしてフィニッシングドライバーの松田選手を出迎えに行きます。

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ピットウォール内に迎え入れ、松田選手は疲れも見せず、笑顔で歓迎に応えます。

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そして、再び、さほちゃんも登場し、松田選手を出迎えてのインタビュー。

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表彰式では歓喜のシャンパンファイトオ!

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下で見守る松本監督以下、みなさん、いい笑顔でしたね~。
ピットに戻り、ドライバーの皆さんが戻ってこられたところで、記念撮影をさせていただき、最後に、松本監督とドライバーの皆さんに公式プログラムに記念のサインをいただきました。

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チームタペストリーの前では5人の記念撮影。2位を記念してVサインです。
今回、2位となったことで、シリーズランキングは4位へ浮上!
TOPとの差はありますが、岡山、APで十分狙える位置にいます。
松田選手がインタビューで言われていましたが、残り2戦のために優勝を取っておいているとのことなので、ぜひ、狙っていただきたいと思います。
そして、サーキットを後にし、ここから相棒と5時間?の帰宅耐久レースです。
やはり、レース観戦後ですから、この耐久レースはけっこうキツい(苦笑)
第2スティントまではよかったのですが、このあと、日付が変わったころから小雨が降り始め、あたりは真っ暗なので、一層走りがきつくなってきましたが、
なんとか走り切り、相棒を自宅に送り届けて、翌日午前1時半、自宅に無事帰還し、今回のレース観戦は無事に終了です。
今回も、松本監督をはじめ4人のドライバーのみなさん、RQの方々、スタッフの方々には大変お世話になりました。
SNSでしか基本的にお話ができなかった皆さんとお会いして、お話できて大変うれしかったです。
そして、そして、なによりも漫才トリオの相棒である、能藤さん、早崎さんとは楽しい時間を過ごさせていただきました。有り難うございます。
最長のレースでかなり大変なのかと思っておりましたが、レースを楽しめるのは、ホンダカーズ野崎チームならではであり、松本監督の皆さんを受け入れてくださる寛容さだと思います。改めて、お礼を申し上げます。
次回、10月22日、第5戦岡山で、また監督以下、皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
最後に、今回、写真を提供していただきました、望月さんに感謝いたします。

記事末

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