自動車流通新聞第705号に掲載されました!

「繁盛店レポート」

ホンダカーズ野崎

武器は見せ方であり演出

「タイプR」でナンバー1を目指す

栃木県太田原市内を通る

国道4号線沿いの

店頭に新型シビック

TYPERが並び、

一際目を引くホンダカーズ野崎。

同社のwebサイトを覗くと、

「シビックタイプR専門買取」

「シビックタイプRお探し依頼」

「シビックタイプR専門板金工場」

「シビックタイプR」

にこだわったサイドバナー

が目に入る。

同店店長の松本正美氏は、

無限ホンダ

F1エンジン設計に携わり、

F1優勝という経歴の

持ち主でもある。

その松本店長に

「シビックタイプR」への

こだわりや事業取組みに

ついて話を聞いた。

(齊藤寛英)

「挑戦」が行動指針

自分は「挑戦」

という言葉が好き。

本田宗一郎氏の

「チャレンジして失敗を

恐れるよりも、

何もしないことを恐れろ」

という言葉が、

今も自分の考えとなっている。

大学卒業後に無限に入社。

F1エンジン設計に携わり、

ピストン・コンロッド、

クランクシャフトを

死に物狂いで設計した。

初優勝した時は、

優勝カップで祝杯を口にでき、

一つの夢が叶った。

その後は、

ホンダプリモ南埼玉で

サービス1年、

営業1年を経験した。

その営業時代は

現在の美女木JC辺りを

担当していたが、

個人宅は少なく当初は苦戦した。

その中で、車を売るのではなく

法人相手に駐車場を探し、

紹介することで車販売に繋げ、

トップセールスになった。

その後は、

実家のホンダカーズ野崎に帰った。

特長を見つけること

自分にとって一番の転換期は

ホンダカーズ野崎に帰った時。

当時はホンダ販社の統合化が

推し進められており、

自社として残るために

何が必要かを考えた。

その中で考えついたのが、

特長があることだった。

その時に並行輸入車を扱ったり、

エンジンのオーバーホール

を始めた。

同様に新車販売においても

同じ車を扱うのであれば、

他社と差別化しづらい。

考えたのは

シビックタイプR(EK9)を

50台仕入れ、

ネットや情報誌を使って販売し、

完売となった。

シビックタイプR

無限RRも同様で、

ネットを通じて全国から

問い合わせをいただいた。

差別化を図る上で、

特長があるものはネットで売れると

確信できた時でもあった。

その後も自分の得意分野である

スーパー耐久レースに

参戦するなど、

自分の強みを訴求し、

ホンダカーズ野崎を

全国区にしたいと思った。

武器は見せ方であり演出

元々パソコンが好きで、

インターネットが登場した当時から

webサイトの制作をしていた。

試行錯誤を繰り返してきた中で、

やっと結果の出るフォーマットが

わかってきた。

ただ、webサイトだけが良くても

世間の人の目には止まらない。

「シビックタイプR」

ブログを始めて、

それを求める人の目に止まり、

問い合わせをいただくようになり、

販売だけではなく買取も始めた。

「一つの武器を持つことが大事」

と言うと難しく聞こえるが、

簡単に言えば見せ方であり、演出。

当社のコンセプトは

「ホンダ好き集まれ」であり、

集まると化学反応が起きて楽しい。

日本一ホンダ好きが

集まるお店となり、

「タイプR」で

ナンバー1を目指す。

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