NSXのクラッチ交換作業をしておりますが、
いろいろなトラブルが発生しております。
すでに24年ほど経過しているため、ボルトを
緩める際に、ネジ山を痛めてしまいます。
クラッチ交換のため、ミッションとエンジンを
分離する際も、クラッチとメインシャフトの勘合が
錆で固着しているため大変です。
ボルトを再度締め付ける際も、タップで一度ネジ山を
修正して絞めつけます。
それでもかじってしまう場合があります。
そうなるとヘリコイルをいれてネジ山を修正します。
最新の注意と慣れが必要です。
大変な作業ですが、、、、
うまく行きません。 涙 涙
コイルを抜くのにも一苦労
なかなか抜けません。
やっと抜けました。
再度トライしましたが、、、
???
諦めて次の手段の手配
なぜボルトを緩めるだけでめねじが壊れるの?
腐食でネジ山が損傷しています。
緩めるだけで損傷してしまいます。
再度締め付けるだけであがってしまいます。
事前にタップをたてて、モリブデンを塗布して
絞めつけますが、、、、
とくにNSXはアルミボディーのため電食で
アルミが腐食しています。
オデッセイにリコールでミッションばらしの時も
かなり大変でした。
F1全盛期に無限ホンダF1エンジンを
設計していた「 F1おじさん」こと松本正美です!
ホンダが好き レースが好き 無限が好き
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