ガソリンスタンドやカーショップなどで
「タイヤのエアに
窒素ガスを入れませんか?」
私は基本的に不要だと思っています。
なぜか?
理由を説明すると、、、
航空機やちょい昔のF1には
窒素ガスが使われています。
それは温度、圧力が一定に
保たれるからです。
一般的な整備工場のエアは
コンプレッサーで作られた
圧縮空気です。
水分が含まれています。
水分が含まれた空気は温度が
上昇すると大きく膨張します。
F1のタイヤに水分が含まれ空気が
使用されていると、タイヤ表面温度は
80度~100度になるので、
空気圧が大きく上昇してしまいます。
そうなると狙った設定温度、空気圧
になりません。
水分量によって
バラツキも出てしまいます。
非常に狭い温度、圧力でタイヤの
パフォーマンスがMAXとなるため、
ちょっとしたバラツキで性能が
発揮できず、、、
タイムも上がりません、、、
なので窒素ガスを使用します。
でも一般市販車では、そこまで温度が
上昇しないため、通常圧縮空気でも
問題ありません。
サーキット走行するなら別ですが、、、
窒素ガスを使う場合は温度上昇分を
加味してちょい高めの設定が良いかも
しれません。
ちなみに最近のF1は「ドライエア」を
使用しているそうです。
最近知りました、、、、汗
「燃費が良くなる!」
「走りが軽くなる!」
は過大広告と思われます。
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ホンダが好き、レースが好き、無限が好き
ホンダマニアのためのホンダカーズ野崎
店長松本正美です。
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