神奈川県二木さんよりスーパー耐久の感想をいただきました「このチームでお手伝いが出来、とても幸せでした。」

スーパー耐久シリーズ2016第4戦富士 SUPER TEC 9時間耐久レースにて、ST-5クラス#2 Team BOMEXさんで4日間お手伝いをさせていただきました。

私は小学生の頃から父の影響でモータースポーツが好きになり、モータースポーツの世界で仕事をしたいと考えるようになりました。最終的にはエンジニアとして働きたいと考え、大学に進学し、そこで学生フォーミュラにも出会い、3年間車両の設計、製作、メンテナンス、セッティングなど幅広く経験してきました。そして、より専門的なことを学ぶべく大学院に進学しました。そんな中、Team BOMEXさんでドライバーをしていらっしゃる松田秀士さんからレースでのお手伝いのお誘いを受け、お手伝いさせていただきました。

今回私は、マネージャーとして4日間いろいろお手伝いをさせていただきました。マネージャーといえるようなことができていたかは、定かではありませんが・・・・。

初日である木曜日は初めてお会いする方も多く、ドキドキしていましたが、メカニックさんをはじめ皆さんが快く私を迎えていただきました。この日は初日ということもあり、4日間行うお仕事を教えてもらうと共に、残りの日はお手伝いでいろいろ見れないかもしれないから、たくさん楽しんでねと言ってくださったので、スポーツ走行で走行する車両を見たりと、時間を過ごさせていただきました。この日はレース中には入れないサインガードにも入ることができたので、普段では見ることのできない場所で車を見ることができました。普段より近い距離で走行する車を見て、スピード感や自分自身が感じる風や匂いなど貴重な体験でした。
また、この日はドライバーの方や、メカニックの方などが飲まれる麦茶やお菓子の準備や車が走行に出た後の掃除などのお仕事もしながら、サーキットでの時間を有意義に巣がさせていただきました。

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2日目は専有走行や車検など盛りだくさんでした。私は専有走行の走行権の購入や参加受付などのお仕事をさせていただきました。

私自身、モータースポーツは何回も観戦しており、車を走行させるチームの方々のお仕事などは何度も拝見させていただいたことがあるのですが、事務局の方などの仕事などは詳しく知りませんでした。今回、何度も事務局に伺うことがあり、少しではありますが事務局の方のお仕事を拝見させていただき、レースとして成立するにはたくさんの方の支えで成り立っていることが分かりました。
また、この日は決勝に向けてドライバーさんが走行中に飲むドリンクボトルの準備などもさせていただき、帰宅しました。

3日目は朝のルーティンの準備も少しずつ慣れ、準備もスムーズにできるようになりました。またこの日はピットウォークがあり、ビラ配りをお手伝いさせていただきました。普段は、ピットウォークでビラをもらったりする立場なのに、この日は逆で、なんだか不思議な気持ちになりました。ビラをもらってくださる方も笑顔で受け取っていただき、とても貴重な体験になりました。

この日は予選が午後から始めるのでメカニックさんたちも準備をしていたりと、1日目2日目を上回る緊張をもちながら、お手伝いをさせていただきました。
レース中にドライバーさんが飲まれるドリンクはドライバーさんによって違うので、それぞれドライバーさんにお聞きしたり、予選、決勝に向け準備を始めました。
また、レースクイーンの方々にも決勝時に必要なものなどいろいろ教えていただき、勉強になりました。
予選が近づくにつれ、ピット内の雰囲気も変わってきました。
予選中はというと、リザルトが随時発表になるので、それを取りに行ったりしていました。
コントロールタワーに入って、リザルトを取りに行くことも初めての私にとってはドキドキで、何度か違うカテゴリーのリザルトを持ってきてしまうこともしてしまいました・・・。
予選ではほとんど走っている車は見ておらず、ほとんど音のみでしたが、それはそれで現場というものを味わえたと思います。

そして、最終日は9時間という長丁場のレースで、集合時間も早く、遅れずに行けるか不安と戦いながら家を出ました。
ピットに着くとと同時くらいにドライバーさんのドリンクを用意したりスタートに向け準備をしました。
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8時にはグリッドに並び9時にはスタートするというスケジュールの中、皆さんそれぞれの仕事を行い、スタートに備えました。出走台数が多いので、チームのグリッドはピットからかなり離れており、たどり着くまでとても大変でしたが、他のチームの車を至近距離で見ることができ楽しかったです。また、グリッドから見える景色は最高でした。たくさんのお客さん、メカニックさん、エンジニアさん、ドライバ―さんを普段レースを観戦しに行って、見慣れた景色なのに、なぜかすごく新鮮でした。
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スタート進行が始まる頃にはピットに戻っていましたが、すさまじい緊張に襲われ、手が震えていました。こんなにも緊張したレースは初めてでした。
そして、私自身9時間というレースに参加したことがなくどのように進んでいくのか、すこし楽しんでいる自分もいました。

そして、いよいよスタート!
すさまじい音とともに、9時間が始まりました。ドキドキわくわく、そして緊張を持ちながらゴールに向け、私ができることをしようと思いました。
次に走るドライバーさんのドリンクを用意したり、メカニックさんたちにも時間を見てご飯を食べていただいたり、少し厚い日でもあったのでかき氷を作って配ったりとレース中でもたくさんのお手伝いをさせていただきました。
また、ドライバー交代時には、ヘルメットとドリンクボトルを受けとりタオルを渡すこともさせていただきました。

レース動向も気になりながらいろいろお手伝いをしていたら、残すレース時間はあっと言う間に1時間となっていました。自分でもすごくびっくりするぐらいのスピードで時間が流れていました。
最後の一時間は松田さんが乗られ、1位との差が1周程だったのに、走るごとにタイムが縮まっていくというレース展開でいた。お手伝いをしながらどうしても気になってしまい、横目でタイムを見ていました。まさに、手に汗握る展開でした。
そんな中でもゴールに向け準備を始めつつ、もっとタイムがよくなるように祈っていました。
ゴールが近づくと自然に皆さんがモニターの前に集まり、祈りながら見ていました。
そして、ゴール。タイムは1周差もあったのに最後は1秒という結果に皆さんと固い握手をさせていただきました。そして、結果やその握手に涙をこらえるのに必死でした。
この4日間、マネージャーのお仕事を全くしたことがない私に親身にお仕事を教えていただき、また任せていただいたことに感謝しています。
私自身9時間というレースは初めてで、緊張する場面も多かったです。ですが、すべてが新鮮で、貴重な経験となり、今後の自分自身の選択する場面で、必ず活かせるものになったと思います。

また、車を一台走行させる、レースを行うには数えきれないくらいの人が集まり、支えあって成り立っているんだということも再確認できる4日間でした。
また、そこまでの過程や結果を全員で共有し、笑顔になれるモータースポーツは素晴らしいと思いました。
これからも自分の目標に向かって、そして一人でも多くの人にモータースポーツに関心を持っていただけるように、今回の経験を活かし、頑張っていきたいと思いました。

最後に、初めて触れることが多く戸惑うこともありましたが、その都度皆様に教えていただき、とても感謝しています。ありがとうございました。

また、貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

このチームでお手伝いが出来、とても幸せでした。

記事末

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-店長 松本, スーパー耐久

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